2021年2月16日3 分

逃げBarガイドマップ。あるいは更なる謎。

旅には2通りの楽しみ方があります。
 
1つはガイドマップを読んで、プランを立てて巡る旅。
 
もう1つは行き当たりばったりのノープラン旅。
 

 
後者が好きな方は、まだこちらの記事を読まないでください。
 
前者の旅が好きな方向け、または謎解きが好きな方向けに、逃げBarに隠された秘密、見所をご紹介します。

まずは逃げBarへのご来店方法について。

基本的にここはただのカフェ&バーなので、営業日であればご予約不要でふらっといつでもご来店いただけます。 ※直近の営業スケジュールはこちら

最寄駅は横浜市営地下鉄の三ツ沢下町駅。

横浜駅から1駅の駅です。
 
松本町6丁目方面出口から出て、右に1分程歩けば逃げBarに到着。
 
徒歩1分の路面店の1階という逃げ場らしくない好立地!

その他のアクセス方法としては
 
・東急東横線反町駅から徒歩12分
 
・JR横浜駅から徒歩22分

などなどでご来店いただけます。

Google Mapのリンクはこちら

そしてこちらが逃げBar White Out。内装費にお金かけ過ぎて外装はほぼそのまま。入り口のドアを開けられない人が続出してますが、引き戸なので押しても引いても開けられません。

そしてこちらの入り口、よく見ると鳥居状に塗装されていることにお気づきでしょうか。。

逃げBarは実は神社だったのです。

そして鳥居をくぐると第二の門が。

こちらで靴を脱いで、店内用のスリッパに履き替えて入店します。
 
自動検温&自動アルコール消毒でコロナ対策もバッチリ。

そして右側の気になるお面はというと、、、

逃げBarはこちらのお面を装着して匿名でご来店いただくことができます。好きな動物になりきって人間から逃げてもいいかも。


 
異世界へ誘う白兎がお出迎え。白兎は店内のあちこちにいます。(計3匹)

店内に入るとすぐ右手にはこんな物体が。
 
実はこれ、造形作家の白鳥紗也子さんがベビーベッドをリメイクして作ったアート作品。

実際に座ったり、寝たりすることもできます。


 
店内側から入り口を見るとこんな感じ。右手側がバーカウンター&キッチンになっています。非常灯の緑を白にできないのが悔しい、、、

店内はこんな感じ。見渡す限り真っ白です。

店内の図面は下記のようになっています。

照明の配置について、何かお気づきでしょうか?

実は、入り口から1、2、3、4、5と黄金比に沿って空間が明るくなっていくように配置しています。

そして一番明るいエリアに何があるかというと、こちらです。

見ての通りの棺桶です(楽天市場で購入)

つまり逃げBarの縦約13mは、入り口のベビーベッド(生の象徴)から棺桶(死の象徴)まで生から死を徐々にホワイトアウトしていきながら進んでいく旅路、という設計になっています。

ちなみにこちらの棺桶の中は入っていただくことも可能で、様々な倍音楽器を用いた棺桶メディテーション体験も店内にてご注文可能です。

また、入り口付近に生けられた植物も、奥に進むにつれ徐々に逆行していきます。

生と死、天と地が逆行する空間には時間がありません。

神社なので御神体もどこかに隠れています。


 
この世の秘密を解き明かした巻物もどこかに隠しています。


 
白兎の他、小人たちも至るところに隠れています。

そしてお手洗いで凍結した動物たちは何を表すのか、、、

ここに書いてあること以外にも、逃げBar White Outには様々な謎が隠されています。ぜひ思慮深く過ごし、謎を解き明かしにいらしてください。


 
体験作家 / アメミヤユウ